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大阪和紙3団体が7月4日に暑気払いの会開く

 大阪和紙3団体恒例の夏季会合は7月4日午後6時から、ホテル阪急インターナショナル5階「コスモス・南天」で開催された。
 家庭紙同業会・清水浩理事長(江越社長)は同日体調が優れず欠席。和紙会・米澤清理事長(山孝紙業社長)が冒頭挨拶と乾杯発声を務めた。・
 米澤理事長は一般景気について「安部政権の発足で全体的には日本の景気は上向きといわれる。関東は東京オリンピックの誘致に成功し、かなり建設バブル。しかし関西の方はその雰囲気もない」とコメント。
 紙については「洋紙も和紙も家庭紙も特殊紙も、仮需以降荷動きが良くないと聞く。家庭紙の荷動きは5〜6月と昨年を割っているし、多分メーカーの在庫も溜ってきていると思う。ここへきて油やガソリンの価格が上がり、配達面では車、ガソリン、運転手のいずれも不足している」と述べた。
 和紙委員会・大上能弘委員長(オオウエ社長)は中締めで「最近、電子ペーパーを使ったノートをソニーが開発したという新聞記事を見た。法政大学で実験したらしいのだが、写真を見れば本当に紙ではないかという感じで、それを秋から売り込むという。これが試験問題に採用されると、試験用の紙が不要になる」と最近の動きを伝えた。
                               (紙之新聞


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