レンゴー、原紙在庫の適正水準維持へ段ボール原紙減産
レンゴーは7月14日、段ボール原紙の減産を実施し、原紙在庫の適正水準の維持を図ると発表した。
同社は段ボール原紙の生産では、従来から需要状況に応じたきめ細かい生産体制の構築に努めてきたが、主要銘柄である中芯原紙の在庫が同社の適正水準を上回っているため、今年6月より減産を強化し、今月以降も減産を進める方針だ。
中芯原紙減産量は6月実績で生産能力比2万5000トン減(25%減)、前年実績比1万3000トン減(15%減)で、7月計画は生産能力比3万1000トン減(30%減)、前年実績比1万9000トン減(20%減)としている。
なお7月は、需要状況により、さらに5000トンの減産を実施。8月以降も在庫水準を見ながら減産を継続する。
(紙之新聞)
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