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京都洋紙同業会、定時総会で松村行敏会長を再任

 京都洋紙同業会の第30回定時総会は6月9日午後3時から、京都市東山区のウェスティン都ホテル「鳳凰の間」で開催され、前年度決算報告、今年度予算案など審議、可決承認した。任期満了による役員改選では松村行敏会長(松村洋紙店社長)が再任された。
 松村会長は冒頭、「私が京都洋紙同業会の会長を仰せつかって10年が過ぎた。この間、さまざまな出来事、問題が起こったが、会員や役員、関係者のご理解、ご協力により大過なく運営できたのではと思う」と挨拶。
 一方、「10年前、平成17年の紙の内需は製紙連合会の統計によると1934万トンだった。今年の見通しは1596万トンで17・5%も減る。印刷・情報用紙の内需見通しは941万トンで、17年と比べると21・5%も減少する。しかも平成19年以降毎年連続して減少している」と厳しい状況を指摘。
 「紙業界は発展への新たな戦略、戦術を策定し、実行していく段階にきているのではないか。京都洋紙同業会も、新たな体制を構築して具体化する必要がある」とした。
                               (紙之新聞


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