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国際紙パ商事、中国で現地会社と食品包装の合弁会社設立

 国際紙パルプ商事は6月20日、中国・四川省の新希望六和食品控股有限公司と富士特殊紙業の3社で、食品包装の合弁会社設立の契約を締結した。
 新希望六和食品は、ハム・ソーセージ事業で中国国内シェア第4位のメーカー。一方、富士特は食品向けパッケージの製造・販売と食品関連機器の販売も行っている。
 現在、中国国内では食に対する安心・安全意識が高まると同時に、環境面からも食品包装資材には高い品質レベルが要求されてきている。食品分野は今後も大きな成長が期待されることから、同社では富士特が強みを有する低環境負荷商品のケーシング用シュリンクナイロンフィルムの使用を新希望六和食品に提案し、新希望六和食品は広大な中国市場のシェア拡大に大きなアドバンテージとなることから、3社での合弁会社設立について合意に達したもの。
 同社ではこれまでも、パッケージ事業の強化と中国市場での事業拡大を大きなテーマの1つに掲げており、パッケージ事業分野の拡大と中国におけるバリューチェーンの充実は最重要課題としている。
 合弁会社の商号は成都新国富包装材料有限公司で、事業内容はシュリンクナイロンケーシング及び関連包材の製造販売、資本金は1億人民元、出資比率は国際紙パルプ商事40%、新希望六和食品51%、富士特9%。

                               (Web業界紙)


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