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日印産連、定時総会で新会長に稲木共同印刷会長を選出

 一般社団法人日本印刷産業連合会の第29回定時総会は、6月11日午後3時から東京都千代田区の東京會舘で開催され、提出議案を承認し、任期満了に伴う役員改選で新会長には、去る5月28日に印刷工業会会長に就任した稲木歳明会長・共同印刷会長が就任した。足立直樹前会長は顧問に就任した。
 稲木新会長は通常総会で足立会長から議長を引き継ぎ、次の通り就任の挨拶をした。
 8代目の会長として、足立前会長が取り組んだ路線を踏襲しながら、その方針に則って進めていくことを示し、「印刷産業の抱える課題を誠心誠意、会長の職を務めたい」と述べ、前会長が取り組んだ有機溶剤の健康被害の課題、知的財産権への対応、産業ドメインの再構築、産業ビジョンの策定、女性活躍推進の重要課題を列挙し、「日印産連の産業デザインも今回の計画にも入っている。再構築に着手する」と決意を表した。
 さらに、総会終了後の懇親会では、平成26年度の計画で日印産連として早急に解決しなければならない問題として、「“グランドデザインの再構築”を念頭に置きつつ印刷業界の山積する課題の取り組みを考えています」と述べ、会員10団体の密接な連携を図ることを求めて「活力ある連合体として一層の発展を目指す」と挨拶した。
                               (紙之新聞


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