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三菱製紙販売3月期決算、新規分野に取り組むも売上減

 三菱製紙販売の2014年3月期連結業績は、売上高1178億円(前年同期比1・4%減)、営業利益7億3600万円(同11・5倍)、経常利益7億3300万円(同4・5倍)、当期純利益6億5300万円(同3・2倍)となった。
 同社は洋紙の価格修正を最優先課題として取り組む一方、エンドユーザーを対象とした製品の一括受注の拡大、「環境事業」や「safety&health事業」の立ち上げによる新規分野進出等、積極的に営業活動を展開したが、売上高は前年を下回った。
 主力の紙部門は、2度の価格修正を実施すると同時に、高付加価値品、FSC森林認証品の拡販などに取り組んだが、売上高は前年同期比2・3%減。板紙部門は、白板紙の環境対応商品の拡販を全社的に継続した結果、同10・4%増となった。
 利益面においては、経常利益、当期純利益共に大幅に伸長した。
                               (紙之新聞


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