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印刷上位4社は増収増益、凸版が売上高で大日本上回る

 2014年3月期の印刷上位4社は既存事業における競争優位性の確保、徹底したコスト削減、新規事業の立ち上げなどみより、4社いずれも増収増益を果たした。
 凸版印刷はICカード、電子書籍関連、パッケージ関連、半導体関連などが好調に推移。売上高1兆5320億4200万円(前期比2・0%増)、営業利益357億2100万円(同11・0%増)、経常利益377億1700万円(同2・0%増)、当期純利益206億2100万円(同11・1%増)となり、売上高で大日本印刷を上回った。
大日本印刷は書籍が前年を上回り、ビジネスフォーム関連、住空間マテリアル関連、半導体関連なども好調に推移。その結果、売上高1兆4485億5000万円(同0・1%増)、営業利益500億9800万円(同40・0%増)、経常利益532億8500万円(同32・2%増)、当期純利益256億4100万円(同33・4%増)となった。
 トッパン・フォームズは、ビジネスフォームの増収で、売上高2614億1000万円(同7・2%増)、営業利益122億7000万円(同3・2%増)、経常利益133億900万円(同8・3%増)、当期純利益73億2100万円(同3・0%増)となった。
 共同印刷は、ビジネスフォームやICカードが好調で、売上高944億7900万円(同0・3%増)、営業利益21億円(同15・8%増)、経常利益28億3200万円(同15・9%増)、当期純利益15億9200万円(同10・8%増)となった。
                               (紙之新聞


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