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北越紀州製紙、提携深化へ大王の第三者割当増資引き受け

 北越紀州製紙は6月2日に開催された取締役会で、同社の持分法適用関連会社である大王製紙が実施する公募及び第三者割当増資に関して、第三者割当増資を引き受けることを決議した。
 同社と大王製紙は、2006年以来、技術提携関係を続けており、2012年8月には、同社が大王製紙の株式を取得したことから、大王製紙は同社の持分法適用関連会社となっている。
 また、同年11月には、これまでの両社の提携関係をより一層強固なものとし、提携範囲の拡大や内容の深化、発展的な課題への取り組みなどを共同で進め、両社がともに発展していくことを目的として、新たに総合技術提携基本契約を締結した。
 そして今回、引き続き大王製紙との関係を維持し、総合技術提携に基づく具体的な取り組みをさらに深化させることが同社の企業価値の向上につながると考えて、大王製紙の第三者割当増資を引き受けることを決定した。
 同社は大王製紙が発行する普通株式423万株全株式数を取得する。これにより同社の大王製紙への出資比率は21・24%(間接保有含む)となる予定だ。
                               (紙之新聞


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