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関東商組6月積古紙輸出、越南向け段古紙193ドル

 関東製紙原料直納商工組合の6月積み古紙輸出は中国向けの価格が依然軟弱なものの、国際紙パルプ商事落札の段ボール古紙2000トン口はベトナム向けのCIF価格が1トンあたり193ドルで、前月の中国向け(181ドル)に比べ高めの成約となった。
 ただ丸紅ペーパーリサイクル落札のタイ向け段古紙500トン口のCIF価格は186ドルで前月のインドネシア向け(201ドル)に比べ15ドル安の成約となった。問屋店頭価格も段古紙2500トンの平均価格が1万6437円と前月に比べ477円上昇した。
 為替は段ボールと雑誌古紙が1ドル=101円90銭で前月に比べ10〜60銭の円安、新聞古紙は同101円94銭で同60銭の円高。
 新聞古紙の6月積み1000トンは日本紙パルプ商事が落札。中国向けでCIF価格は192ドル。前月の韓国向けに比べ3ドル安い。問屋店頭価格は1万6796円で同426円安。
 中国向け雑誌古紙1000トン(美国中南日本落札)のCIF価格は173・5ドルで前月に比べ9・5ドル下落。問屋店頭価格は1万5000円で同894円下落した。
                               (紙之新聞


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