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中部商組6月積み輸出、タイ向け段古紙が6ドル高

 中部製紙原料商工組合の6月積み古紙輸出は、中国向けの段ボール古紙が5月積みで2ドル反発したが、6月積みはタイ向けでさらに6ドル高の展開となった。雑誌古紙は3月積みをピークに3ヵ月連続で下落した。
 6月積みは2品種とも日本紙パルプ商事が落札。タイ向け段古紙660トンのCIF価格は1トンあたり186ドルで前月の中国向けに比べ6ドル上昇、雑誌古紙240トンは171ドルで同11ドル下落した。
 6月積みの為替は2品種とも1ドル101円70銭で、前月に比べると段古紙が80銭の円高。雑誌古紙は同30銭の円高。
 通常の問屋店頭価格に相当する輸出代行商社価格は段古紙が1万6200円で前月比500円上昇。古紙問屋の手取り価格(持ち込み)は積込み手数料1000円を差し引いた1万5200円。
 雑誌古紙の輸出代行商社価格は1万4500円で前月に比べ1300円下落。古紙問屋の手取り価格は1万3500円。
                               (紙之新聞


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