お問い合わせ
中国、3月の紙・板紙輸出は過去最高の水準

 日本紙類輸出組合と日本紙類入組合がまとめた「紙・板紙海外動向」によると、中国の3月の紙・板紙の輸出量は48万7000トンで、前年同月比は7・1%増と最高水準となった。
 そのうち紙の輸出量は32万5000トン(同4・1%減)と前年を下回った。品目別に見ると新聞用紙は9400トン(同56・0%増)と急増。主な輸出先はインド(5183トン)、香港(2676トン)となっている。
 上級印刷用紙は4万5000トン(同37・8%減)と大幅に減少。イラン向けが2163トン(同50・0%減)と半減した。コピー用紙は4万7000トン(同12・2%増)と大幅増となった。輸出先では、日本向けが1万8000トン(同56・8%増)と急増している。
 塗工印刷用紙の輸出量は17万9000トン(同5・3%増)で輸出超過は15万トン超となった。そめうち上質ベース品は11万7000トン(同3・4%減)。日本向けが1万6000トン(同24・8%減)と大幅に減少した。中質ベース品は6万2000トン(同27・0%増)と、ベトナム向け4697トン(同52・4%増)を中心に急増した。国内市場では新聞カラーページ、ショッピングモールのチラシが好調に推移した。
                               (紙之新聞


トップページに戻る