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北越紀州製紙、紙パルプ事業は増収も円安背景に減益

 北越紀州製紙の2014年3月期連結業績は、売上高2238億8600万円(前期比7・5%増)、営業利益33億2900万円(同9・2%減)、経常利益85億8300万円(同20・0%減)、当期純利益62億4300万円(同25・5%減)となった。
 主力の紙パルプ事業については、国内洋紙の価格修正を実施したが、平均販売額は前年同期の水準には及ばなかった。しかし、円安を背景とした輸入紙の減少や輸出販売価格の上昇等もあって増収となった。
 損益面では、販売価格の修正や同社グループ全体でのコストダウンを実施したものの、原燃料価格の高騰等により減益となった。
 2015年3月期の連結業績は、依然として原燃料価格の高騰は継続するものの、価格修正の効果が期を通じて寄与すると見込んでおり、売上高2370億円(同5・9%増)、営業利益75億円(同125・3%増)、経常利益105億円(同22・3%増)、当期純利益65億円(同4・1%増)としている。
                               (紙之新聞


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