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4月の家庭紙店頭価格、トイレ紙が10〜20円値上がり

 東京紙商家庭紙同業会の市況概況価格調査による、と再生トイレ紙(60メートル、12ロール)は228〜278円で安値が10円値上がりとなった。
 3月度は増税による特需が大きく膨らんだことで、4月度の落ち込みが予想されたが、想定を下回っており、全体的な品薄状況が解消するには至らず、商品によっては供給が安定していない。
 価格面では、一部商品で安値が継続になっているが大方は税込価格で12ロール228円、18ロール338円以上になっており、上昇傾向にある。
 年末からの品薄状態が続いていることと、特に3月度は出荷が大きく膨らんだことから、生産効率が良い2枚重ね(ダブル)を積極的に販売していこうとする姿勢が強まっている。価格面供給面の安定に向けてメーカーとともに取り組んでいく方針だ。
 パルプ物トイレ紙は大手物(60メートル、12ロール)が378〜498円で3月より安値が10円の値上がり。準大手物(同)は328〜428円で3月と同額。ブレンド物(同)と大手物(50〜55メートル)は、328〜378円で3月に比べ安値が20円値上がり。
                               (紙之新聞


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