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西段工主催の新入社員安全衛生研修に53人が受講

 西日本段ボール工業組合(理事長=大坪清レンゴー社長)は5月16日、大阪リバーサイドホテル(大阪市)で「新入社員安全衛生研修会」を開いた。同組合に加盟する23社から、新入社員と入社3年未満の従業員53人が受講した。RSTトレーナーの松浪登志男氏が講師を務めた。
 松浪氏は段ボール製造現場におけるルールや災害を未然に防ぐ心構えなどを挙げ、社会人としての自覚や規律の重要性を強調。「どんな小さなことでも、けがの原因になるようなことは全部取り除いて、安全に働ける職場をみんなで作り上げるという心構えを持ってもらいたい」と、訴えた。
 同組合によると、2013年の西部地区労働災害発生状況は休業災害21、不休災害36の計57件(前年比9件増)。このうち3年未満の従業員による災害発生件数が28件(同6件増)で、全体の49・1%を占めた。また1年未満では前年の7件から13件と倍増しており、「初期教育の必要性を痛感した」と話している。
                               (紙之新聞


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