お問い合わせ
王子HD3月期決算、海外事業強化が奏功して増収増益

 王子ホールディングスの2014年3月期連結業績は、売上高1兆3325億1000万円(前期比7・3%増)、営業利益620億2300万円(同18・4%増)、経常利益703億5800万円(同28・9%増)、当期純利益338億100万円(同32・0%増)となった。
 同社グループは、海外事業の一層の展開(海外売上高比率20・3%、前期比3・7%増加)、産業用フィルムや粘着材料などの機能材製品の開発強化・生産能力増強、電力事業の推進などの事業構造転換諸施策を進めてきた。
 国内事業では、段ボール原紙・段ボールは、消費増税前の駆け込み需要と青果物向け等の堅調な推移により販売量は増加。白板紙・包装用紙の販売量は横ばいに推移した。家庭用紙は価格修正等の影響もあり減少した。
 海外事業では、主要な事業展開地域である東南アジアにおいて、段ボール原紙の販売が堅調に推移し、段ボールの販売も飲料・加工良品を中心に堅調に推移した。
                               (紙之新聞


トップページに戻る