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3月近畿地区古紙需給、月末在庫は業者増加も製紙減少

 3月の近畿地区古紙需給実績は、製紙メーカー(板紙7工場)の消費が購入を約6500トン上回り、古紙業者(商工組合)は仕入れが販売を約3400トン上回った。その結果、月末在庫はメーカーがその分減少、古紙業者は増加した。
 メーカーの購入は合計12万1639トン(前年同月比9・2%増)。この内訳は近畿地区域内からが11万1168トン、自家発生7087トン。他地区からが2691トン、輸入693トン。
 これに対し、メーカーの消費は12万8140トン(前年同月比9・4%増)で購入を6501トン上回った。月末在庫は2万3886トンと前月に比べその分減少した。前年同月比の在庫率は22・1%。
 一方、古紙業者は仕入れ27万1360トン(前年同月比2・1%増)。これに対して販売26万7985トン(同2・5%増)で仕入れが販売を3375トン上回った。在庫は増加して2万3795トンとなった。在庫率の前年同月比は93・3%。
                               (紙之新聞


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