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元王子製紙社長の千葉一男氏死去

 元王子製紙社長・会長・相談役・名誉顧問の千葉一男氏が4月9日、心不全のため死去した。89歳。遺族の意向により、葬儀は妻の紀子さん喪主に近親者のみで執り行い、後日お別れ会を開催する。
 故人は大正14年3月26日生まれ。宮城県出身。昭和25年東京大学経済学部卒、同年4月王子製紙入社、昭和49年6月取締役、56年6月常務、60年6月専務、62年6月代表取締役副社長、平成元年6月代表取締役社長。
 バブル経済崩壊後の業界苦境時の平成5年10月、神崎製紙との合併を指導し新王子製紙代表取締社長に就任し、今日に至る製紙メーカー、それに続く代理店の業界再編を先駆けた。平成7年6月代表取締役会長。
 平成8年10月、故大國昌彦元社長と本州製紙との合併を成し遂げ、今日の体制を作り上げ、取締役相談役に就任。平成9年6月相談役、平成15年3月名誉顧問、平成18年3月名誉顧問を退任し社友。
 主な社外役員は平成元年7月日本製紙連合会副会長(平成7年7月まで)、平成10年5月健康保険組合連合会会長(平成17年7月まで)。
 平成2年4月藍綬褒章、平成9年11月勲二等瑞宝章を受章した。
                              紙之新聞


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