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日紙商、青山学院大で9月から「紙」の寄付講座を開講

 日本洋紙板紙卸商業組合(吉川正悟理事長)は、かねてから計画していた社会貢献活動の一環として、平成26年9月より、東京都渋谷区の青山学院大学で寄付講座を開講する。その講義内容と寄付講座・カリキュラム概要が4月8日、発表された。
 開講趣旨は紙の歴史・文化、その重要な役割・魅力や環境問題を紐解き、紙産業界の世界的な動向や経営の実態・課題をメーカー、流通、ユーザーの各段階から明らかにし、学生に紙の素晴らしさ、紙の正しい理解を深めていくことを目的としている。同時に、具体的な経営の実務も解説する。
 講義科目名は「紙、その文化とビジネスを考える」で、経営者・実務担当者ならびにデザイナー等を中心に講師を迎え、紙を取り巻く環境を踏まえた実践的な講座を実施する。
 口座は前半と後半に分かれ、前半は紙の歴史・文化・環境問題を中心のテーマとし、紙の機能・役割・魅力、その付加価値について、実例を示しながら講義を進めていく。
 後半は紙を取り巻く社会・経済環境の変化と紙産業界への影響を踏まえ、紙産業界の世界的な動向と同業界の各プレイヤーの経営戦力や経営的な課題を袖出し、そのソリューションを示し、物流センターの視察も加え、これからの紙産業を総括していく。
                               (紙之新聞


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