三菱製紙、０５年以来２度目の希望退職者２００人募集

　三菱製紙は３月３１日の取締役会において、全社員の約５％に当たる２００人程度の希望退職者を募集すると発表した。
　同社は厳しい経営環境の下、コスト競争力確保のため、経費節減、新卒採用停止、労務費削減、グループ会社再編などの施策を実施してきたが、洋紙事業をはじめとする既存事業の市場縮小と競争激化に伴う収益力の低迷等によって、事業環境は依然として厳しい状況が続いている。
　このような中、事業構造改革の一環としてグループ全体で人員の適正化に向けた希望退職者を募集することとなった。
　対象会社は同社と国内連結子会社、対象者は２０１４年４月１日現在、満３９歳以上の正社員。募集期間は２０１４年７月１日から８日。退職日は２０１４年８月２０日（予定）。優遇措置として通常の会社都合退職金に加算金を上乗せして支給。さらに希望者に対しては再就職支援会社を通じた再就職支援を行う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（紙之新聞）


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