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大王製紙、子会社などの資金効率向上を目指しCMS導入

 大王製紙は3月26日、新たなキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入し、運用を開始したと発表した。
 同社は2012年9月に策定した中期事業計画に沿って、グループ全体の資金効率向上による有利子負債の削減と財務面のグループガバナンス強化の観点からグループファイナンスを進めている。
 この流れからこのほど、グループの資金を一元的に管理し、連結ベースのさらなる資金効率の向上と資金管理強化を推進する目的でCMSを導入し、運用を開始した。
 統括会社は大王製紙で、国内の連結子会社が参加。導入は2013年11月から2014年6月にかけて順次行い、2014年6月末に25社の導入を見込んでいる。
 CMSは、大王製紙・国内連結子会社間の銀行口座を連携させて、グループの資金を一元管理できるようにし、国内連結子会社の余剰資金を大王製紙に集約して、資金が必要な国内連結子会社には大王製紙から配分を行うことで、グループ資金効率を向上させるシステム。また、同時に大王製紙は、国内連結子会社の銀行口座の資金移動を監視できるようになり、資金面でのガバナンス効果を図ることができる。
                               (紙之新聞


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