お問い合わせ
2月新聞折込広告、駆け込み需要で2ヵ月連続で増加

 一般社団法人日本新聞折込広告協会(池岡克祐理事長)が発表した「月間新聞折込広告出稿統計調査REPORT」はよると、2月の首都圏全体の1世帯1ヵ月当たりの新聞折込広告平均枚数は前年同月比2・8%増の487・1枚となり、全地区で増加、2ヵ月連続で増加した。
 消費増税が実施される直前の土曜日、3月29日の新聞折込広告には「4日間連続!怒濤!のポイント5倍」、「増税前特別企画」、「決算感謝祭 増税まであと3日」、「最終特価 増税直前カウントダウン」等が束になっている。
 中には「増税前のまとめ買い4月1日から本体価格より約3%値下げ!支払い総額は変わりありません!」等のチラシまである。
 昨年12月は首都圏全地区で前年同月比マイナス(平均3・7%減)だったことからすると、年を改め増税前の需要が千葉、埼玉、神奈川の首都圏3県下で出始め、2月の首都圏全地区のプラスは、明らかに消費増税前の駆け込み需要を見込んだ多量のチラシが出ていることが分かる。
 地区別では、都内が490・2枚(前年同月比2・2%増)、都下が525・3枚(同4・1%増)、神奈川が4298・枚(同3・1%増)、埼玉が545・1枚(同2・7%増)、千葉が461・4枚(同2・1%増)と全ての地区で増加した。
                               (紙之新聞


トップページに戻る