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大日印が学校でタブレットとデジタルペンの連携研究

 大日本印刷は3月17日、日本デジタル教科書学会(片山敏郎会長)と共同で、学校における生徒用タブレット端末とデジタルペンの連携活用に関する研究を開始したと発表した。
 今後、両デバイスの連携により高い学習効果が期待される単元の授業の進め方、教材の開発に関する研究・発表を行うとともに、タブレット端末の周辺機器としてデジタルペン製品や対応する教材の企画開発を進める。
 現在、文部科学省と総務省が、小中学校に対してタブレット端末の導入を推進しており、学校の教育現場では、いかにそうした機器を有効に活用していくかが課題となっている。
 大日本印刷は、紙に書いた内容を即時にデジタルデータ化するデジタルペンを教育機器として販売しており、全国で累計約500校の小中学校に導入されるなど、高い評価を得ている。最近では主に書くことが中心である学習において、デジタルペンと連携させることでタブレット端末の活用画面が広がるとの評価をフューチャークール実証校など多くのタブレット端末導入校から得ている。現在、ダブレット端末を導入している約20の自治体がデジタルペンの導入を検討している。
                               (紙之新聞


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