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リンテック、新中期3ヵ年計画「LIP−2016」策定

 リンテックグループは、2014年4月から2017年3月までの3ヵ年を対象とする新中期経営計画「LIP−2016」を策定した。
 同社は、2011年に3ヵ年の中期経営計画「LIPV」をスタートさせて、「積極果敢にイノベーションに挑戦し、持続的な成長と企業価値の最大化を目指す」という基本方針のもと、海外事業の強化・拡大、QCD強化による国内事業の拡大と高収益化などを重点テーマとした諸施策を推進してきた。
 しかしながら、東日本大震災や欧州債務問題の深刻化、行き過ぎた円高等が同社の業績に大きな影響を及ぼし、「LIPV」の最終年度に当たる2014年3月期の業績は、策定時に掲げた定量目標「連結売上高2600億円、連結営業利益260億円」を大幅に下回る見通しになっている。
 同社を取り巻く事業環境は未だ不透明感を払拭できる状況ではないが、将来にわたって成長・発展していくためには“成長軌道への回帰”に向けた取り組みが不可欠であることから、改めて中期経営計画「LIP―2016」を策定し、新事業年度からスタートさせることとした。
 「L‐P−2016」では、2017年3月期に売上高2400億円、営業利益200億円、売上高営業利益率8%以上、ROE(自己資本利益率)8%以上を目指す。

                              (紙業日日新聞


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