国際紙パ商事、住商紙パルプと合併
国際紙パルプ商事(赤松恭夫社長)と住商紙パルプ(江良正勝社長)は5月11日、2012年10月1日をメドに合併することで合意したと発表した。
国内の紙需要が増えない中で輸入紙が増加し、製紙メーカーでは再編・集約が進み。打開を図るため海外に活路を求めようとしている。流通においては、川下の卸商で合従連衡を探る動きが出てきており、パイが縮小する中で生き残りをかけている。
こうした市場環境の変化を踏まえて、流通としての機能をさらに充実させ、成長していくためには経営基盤・財務基盤の強化が必要になってくる。そのため、両社は合併という方法を選んだもの。
国際紙パ商事は紙の販売に強く、住商紙パは板紙と原料に特徴がある。取扱商品に重複がないため、相互補完の関係になる。これまでの流通の合併では、取扱商品に重複があることが多かったため、1+1が2とならずに、2未満となることが多かった。それに比べると、今回の合併は1+1が2以上になりうる合併ということもできる。
両社の合併後の売上高は3552億円(平成22年度)となるが、業界トップの日本紙パルプ商事の4821億円(同)には、まだまだ遠く及ばない。
存続会社は国際紙パ商事で、合併比率は国際紙パ商事1対住商紙パ12・5。住商紙パ商事株式1株につき国際紙パ商事株式2株と3150円を割り当てる。
(Web業界紙)
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