3月の印刷用紙、代販増えて在庫率が下がる
3月の上級紙・塗工紙・微塗工紙のメーカー総生産量は64万0303トン(前年同月比3・9%増)国内総払出量は57万6473トン(同2・4%増)、生産は13ヵ月ぶりに増加し払出は2ヵ月ぶりに増加した。
一方、代理店国内販売量は61万7186トン(同1・0%減)で4ヵ月連続減少した。その結果、メーカー・代理店の総在庫量は109万8171トン(同10・6%増)で総在庫率は177・9%だった。前月より20・4ポイント下降し5226トン減少した。
総生産量、総出荷量は増加し、それを上回る代理店国内総販売量になっていて、総在庫率を下げていることから、徐々に需給状況が好転していることが窺える。
しかし、一方では昨年値上げした価格のうち、巻取価格は値上げ前に戻り、平判の価格は多少下がりはしたものの維持されているため、全日本印刷工業組合では「大手・中堅印刷との差が広がっている。昨秋の値上げはメーカーが卸商に対して強引に上げたとの印象が強く、紙業界は中小印刷業界にもっと目を向けるべきだ」(橋本唱市・環境委員会委員長)と要請する。
(紙之新聞)
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