伊藤忠商事、メッツァファイバーの株式24・9%取得
伊藤忠商事は4月11日、世界最大級のフィンランドの針葉樹パルプメーカーであるメッツァファイバー社の発行済み株式の24・9%を取得することで、親会社のメッツァグループと合意したと発表した。取得額は4億7200万ユーロ(約500億円)である。
欧州地域で必要となる独占禁止法の承認審査を経て、5月中にも正式な手続きを完了する。
メッツァファイバー社は、年間生産能力約240万トンと世界最大級のパルプメーカーで、フィンランド国内に4つのパルプ工場、ロシアに1つの製材工場を持っている。2011年の売上高は22億100万ユーロで、同年末現在の従業員数は873人である。
伊藤忠商事は、2011年のパルプ取扱量215万トンと世界最大を誇る。同社は今回のメッツァファイバー社の株式取得後、針葉樹パルプの新規商権を獲得し、リーディング・グローバル・パルプトレーダーとしての確固とした地位を構築する。
伊藤忠商事とメッツァファイバー社は1970年代の日本向け輸入取引を機に、2004年9月に販売提携。伊藤忠商事は、メッツァファイバー社の針葉樹パルプの独占販売代理店としてアジア市場に拡販。メッツァファイバー社は、伊藤忠商事のセニプラ社(ブラジル)の広葉樹パルプを欧州市場で販売してきた。
(紙之新聞)
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