日本紙パ商事、インドのKCT社に出資
日本紙パルプ商事は、インドの紙・板紙卸売会社KCTトレーディング社の株式49%を取得したと発表した。経済発展が目覚ましく紙・板紙市場も大きく拡大が見込まれているインド国内において、我が国の紙流通企業として初めて販売網を築き、本格的な進出を果たす。
KCT社(本社・ウェストベンガル州コルカタ)は、ムンバイ、デリー、チェンナイなどの主要都市を中心にインド全土をカバーする紙・板紙の販売網があり、年商は約33億円。JPはKCT社の株式取得と業務提携を通して、インド国内の市場に根づいた販売体制を構築して事業の拡大をめざす。またインド国内市場にとどまらず、インド製品の欧米やアジア市場への販売も手がけていく方針である。
JPは2020年度を目標とする長期ビジョン「INNOVATION2020」において「世界を舞台に躍動する圧倒的ナンバー・ワン企業になる」などの企業像をかかげ、2020年度時点で紙・板紙内需シェアアップ、紙・板紙以外の国内売上高2008年度比2倍に加えて、海外売上高を2008年度比3倍−を達成目標としている。とくに海外事業は資源・環境事業、製紙・紙加工事業と並び重点事業に位置づけて取り組んでいる。
(紙之新聞)
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