モリオト、和紙畳製造販売の新会社を設立
【四国】製紙原料直納問屋大手で各種紙・不織布の加工製造など多彩な事業を展開する、潟c潟Iト(四国中央市中之庄町、森実達治社長)は、和紙おもて事業部を4月2日付で分社化した。これは和紙おもて(和紙畳)の専用工場として著しく成長を遂げている同事業部の経営の明確化が狙いで、新会社名は「潟c潟Iトプロダクツ」。
同社は「伊予和紙」の産地としての技術を活かして、かねてより伊予和紙畳製品を製造している。同製品は和紙を筒状に撚って1本1本イグサと同じように編まれている。手入れ方法は通常の畳と同様。原料は紙なのでダニ等の虫も付きにくく、アレルギー対策にも最適で、色摺せにくいのが特長。
和紙畳が全市場の10%を占める状況を受けて、同事業部の分社化を決定した。潟c潟Iトプロダクツの資本金は1000万円。モリオトとしては初の完全子会社になる。既存の同事業部の工場・土地・設備一式等を新会社に移管し、従業員48名も移籍する。
同社の和紙畳の生産量は月産で3万〜3万5000畳で、昨年には約1億円を投下して生産設備を強化した。現在は24時間稼働のフル生産をしており、新会社の初年度の売上高は約10億円を見込んでいる。また和紙畳を共同開発したダイケン工業が増産を計画している事から、新会社でも将来的に設備の更新や増産も視野に入れている。
(紙業日日新聞)
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