古紙センター・木村専務理事が訪中報告
公益財団法人古紙再生促進センターの木村重則専務理事は、2月に坂本敏幸・経済産業省紙業服飾品課課長、岡本光二・関東地区委員会委員長ら業界関係者と中国の古紙リサイクルの現状を視察し、このほど「訪中総括報告」を行った。
それによると、中国都市部では市場原理に基づくリサイクルが進められ、家庭や事業所で発生する古紙は高値で買い取られていて、沿海地区、大都市では廃棄物化することはない。
輸出製品梱包材として海外に流出している古紙相当分を国内紙・板紙消費量から控除すると、より実態に近い古紙回収率は公表されている数値を大幅に上回っていると思われるとの予測を出した。
中国の紙リサイクルの課題は、@農村部、内陸部の回収率の低さ。A市湯原理のため回収は需給及び市況の変動を受けやすく、また低賃金の農民工が回収人の主体であるためシステムが不安定になっている。B古紙の品質(水分率、禁忌品、多品種混入)が極めて悪い。C輸人古紙の供給力(数量、安定性)、品質、コストパワォーマンスにおける優位性により、輸入品主導の市場が形成されている−−の4点をあげた。
(紙之新聞)
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