3月のアジア紙市況は価格が底を打つ
日本紙パルプ商事販売推進営業本部がまとめた3月のアジア紙市況によると、指標となる香港一般市況概況は2月に入り経済活動を再開する中、域内の内需も徐々に通常レベルに戻りつつある。
しかし、再輸出向け需要に関しては、特に欧州経済の停滞から不透明感は残っており、全般的に荷動きは本格的な状況に戻ったとは言い難い。
市中価格は漸く過剰感が薄れてきて、価格も底を打った感がある。各品種とも価格の反転に期待がかかるところだが、需要も力強さに欠けたうえに品種によっては需給バランスにバラつきがあり、斑模様の動きと予想される。
香港の上質紙は域内需要、再輸出需要ともに盛り上がりは見られないが、前月の流れを受けサプライヤー側は比較的タイトな供給が続いており、価格も次第に上昇し始めている。
アジア主要メーカーの2月受注価格は1トン当たりCIF850〜900米ドル(平判)と、中心価格帯では10米ドル程度上昇。
主要日本メーカー品は1050〜1100米ドル(平判、DTHC含まず)と、限定された数量で、価格も現状維持となっている。
(紙之新聞)
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