2月の印刷用紙、総在庫量・率とも高水準
2月の上級紙・塗工紙・微塗工紙のメーカー総生産量は59万4888トン(前年同月比6・9%減)、国内総払出量は54万6381トン(同6・7%減)で生産は12ヵ月連続減少し、払出は5ヵ月連続減少した。
一方、代理店国内総販売量は55万6420トン(同3・1%減)で2ヵ月連続減少した。その結果、メーカー・代理店の総在庫量は20万3397トン(同0・8%減)で総在庫率は198・3%だった。前月より9234トン増加した。
前月より総生産量を落とし、代理店国内総販売量は増加したことから、在庫率は200%台を割ったものの、総在庫量は20万トン台にまで増加させている。
3月は決算月と同時に、止まっていたマシンが稼働し始めた情報が流れたこと、さらに昨年末に何とか値上げをお願いした数%の上昇価格に対抗して、安価な輸入紙攻勢など様々な条件が重なり、値下がりしている。
特に巻取はA2・A3コート紙、微塗工紙が値上げ前の価格に戻っている。卸商が主体とする上質紙の平判さえ値上がり分のほぼ半分ほど値下がりしている。都内の大手卸商営業マンは「全印工連が集計して2月に発表した値上がり価格は昨年末から年初の価格であり、現状は全く違う」と言う。
(紙之新聞)
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