大王製紙、今後の事業計画骨子を発表
大王製紙は3月29日、福島県いわき市に段ボール原紙設備の建設、静岡県富士宮市に衛生用紙新工場の建設、さらに海外ではタイでの紙おむつ事業の倍増やホーム&パーソナルケア事業の海外工場敷地内または近郊での段ボール事業の展開などの事業強化を含めた今後の事業計画の骨子を発表した。現在の連結子会社19社でのグループ体制でガバナンス体制を再構築する。また連結子会社から外れた18社とは売買契約に基づき取引を継続する。
計画の詳細な事業戦略や具体的な数値目標はとりまとめ中だが、生産設備のS&Bや生産品種のシフトなど、工場ごとに生産体制を見直し、組織のスリム化を進め新規・中途採用の中断などにより3年以内に900人を人員削減し経営基盤を再構築する。
国内での板紙・段ボール事業とホーム&パーソナルケア事業を拡大・強化および海外事業の拡大・強化を重点戦略として成長戦略を描く。いわきには中芯原紙と外装用薄物段ボール原紙の供給増要望に応えて平成26年春の稼働予定で、段ボール原紙マシンを新設する。建屋には太陽光パネルを設置することも検討している。
また、富士宮市に衛生用紙の新工場・南陵新工場を建設する。シルバー用品を拡充し、ウエット商品を主体に医薬部外品と医薬品分野への参入を図る。平成25年度上期に稼働させる予定で、順次設備増強をすすめるという。
(紙之新聞)
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