全印工連用紙価格調査、各品種1〜9円の上昇
全日本印刷工業組合連合会は、昨年夏以降の製紙メーカーによる用紙値上げの動きを受けて、2月に用紙価格調査を実施、このほどその集計結果をまとめた。
調査回答数は468社。価格は直近1ヵ月間の平均購入価格とし、ベース価格(薄物・厚物格差を除外した価格)を基準としている。
国産紙の購入価格は、各品種とも一部を除いて1キロあたり1〜9円が上昇している。前回調査時(平成22年6月)から横ばいで推移していた用紙価格は、今回の結果で震災の影響や原材料の高騰を理由に値上げが浸透したことを示している。
ただし「物価資料」(建設物価調査会)の発表では、値上がりが価格に反映された今年1月以降に大きな変化はなく、当面は需給の伸び悩みなどから横ばいで推移すると予想されている。
国塵紙の購入価格を地区別にみると、全国的に上昇している。東京地区はほぼ全ての品種が値上がりし、特にA3コート紙、再生コート紙は13〜15円の値上がりを示している。中部地区は各品種とも値上がりの幅は大きく、中質紙は20円前後の値上がりを示している。近畿地区も似たような動きとなっている。
一方、関東甲信越静・九州地区については、横ばいもしくは下落している品種が多い。
(紙之新聞)
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