日本製紙パピリア、感熱印字できる水溶紙開発
サーマルプリンターで印字できる新機能の水溶紙が、日本製紙と日本製紙パピリアの同社により共同開発された。商品内容物のデータなどを簡便にサーマル印字したラベルが、その目的を終えたあとに水で洗い流すことができるため、リサイクルや貼り替えなどのためにラベルを剥がす手間がかからない。新素材「感熱水溶紙」として日本製紙パピリアが販売を開発した。
特殊紙メーカーの日本製紙パピリアは水に溶ける紙・水溶紙の独自技術を持ち、かねてから製品展開している。水に浸すと瞬時に紙が溶けてしまう特性があり、水溶性ラベルのほかに消臭剤などの薬剤袋や医薬用検査台紙などの用途に一定の需要がある。
今回、商品を供給するなかで感熱プリンターで印字でき、そのうえて印字したラベルを剥がすときに水で洗い流すことができる紙のユーザーニーズをつかみ、感熱紙のメーカーとしても生産技術の蓄積がある日本製紙とともに開発を手がけた。
この感熱水溶紙は厚さが95ミクロン(プラスマイナス15ミクロン)。水につかると60秒以内に溶けてしまう(水分散)。
日本製紙バピリアが既存の水溶紙のラインアップに加えて販売を担当する。今後、水で洗い流すことを前提とした物流ラベルなどの新しい用途を生み出せる感熱素材として市場を開拓する。
(紙之新聞)
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