1月の印刷用紙、値上げで卸商の売り上げは回復
1月の上級紙・塗工紙・微塗工紙のメーカー総生産量は62万4490トン(前年同月比6・0%減)、国内総払出量は52万1715トン(同6・3%減)、生産は2ヵ月連続減少し、払出は4ヵ月連続減少した。
一方、代理店国内総販売量は48万9767トン(同4・9%減)で2ヵ月ぶりに減少した。その結果、メーカー・代理店の総在庫量は109万4163トン(同2・9%減)で総在庫率は223・4%だった。前月より50・6ポイント上昇して12万0038トン増加している。前年同月より4・5ポイント上昇したが3万2886トン減で例年並み。
2月20日で締めた分で荷動きと売上高について都内の中堅卸商の役員は「前年同月比でみると売上高で3〜4%増加したが、トン数で2〜3%減少した。良くなったと言えば若干良くなった」と言う。数量的には減少しているが価格の上昇分で会計上はプラスになっている。しかし、価格はその時々で変わるが「量の減少はやっぱりまだ回復していないということだ」と、電子書籍などもあり回復が戻ってないことを問題視している。
また、都内大手卸商では同じく2月締めで「売上高で10%増加、トン数でも5%増加している。自粛していた予算が期末に回った印刷屋がある。年度末は昨年を越えそうだが、4月以降も続けばいいが、そうは行かないでしょうね」と言うが年末より声は明るい。
(紙之新聞)
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