王子チヨダコンテナー、仙台工場が操業を再開
王子チヨダコンテナーの仙台工場(宮城県多賀城市)が2月25日に操業を再開した。同工場は東日本大震災で津波被害を受け操業停止状態が続いていた。
操業を再開したのは段ボール製造設備(製函設備、印刷機)。工場建屋および設備等の復旧工事はまだ完了していないが、工場従業員の職場の早期確保を図って、まず段ボール製造設備を設置した。
3月中には操業体制が整う計画だが、同工場の構内には、現在仙台市内の貸工場に移転し操業を続けている王子製紙グループの築館パッケージを集約することになっている。集約後の同工場の従業員は約35人。周辺経済の復興状況との関係もあり、半操業程度からの再スタートとなりそう。
同工場は仙台港から約1キロの距離にあり、震災で震度5強と約四メートルの高さの津波が直撃。全段ボール製造設備が使用不能、建屋も大きく損傷し、操業停止となった。
その後、従業員総出で構内や周辺の瓦礫の撤去や整理、生産設備の撤去等を行う一方、多賀城市、宮城県と協議するなど慎重に検討し、約50年の地元との繋がりも踏まえて、昨年9月に現在地での復興を決め、復旧工事を進めてきた。
(紙之新聞)
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