昨年の印刷産業機械、生産額は1・2%減
社団法人日本印刷機械工業会(小森善治会長)がまとめた2011年の印刷機械生産統計(経済産業省生産動態統計・機械統計)によると、印刷機械・製版機械・製本機械・紙工機械の総生産台数は2万2779台で総生産金額は1591億8000万円(前年比1・2%減)だった。2010年は3年ぶりに増加(同5・1%増)したが、2011年は金額で13億7500万円減少した。
2008年のリーマン・ショック前まで輸出は順調に伸びていたが、10月以降3ヵ月間の大幅な落ち込みで、締めれば2008年は前年比6・6%減となった。
翌2009年は世界同時不況の余波を受けて全面的な輸出不振に陥り、過去最高の2008年比51・4%減の落ち込みとなったが、翌2010年からは回復に向かっていた。しかし、昨年夏以降、「輸出産業はヨーロッパの通貨危機がもろに響いた」(小森会長)ことから昨年はマイナスとなった。
主要な印刷機械は伸び悩んでいるものの、それでも、デジタル印刷機や製本機械や紙工機械のうち、段ボール製造用機械は輸出が大幅な伸びとなり、全体の販売をカバーしている。
印刷産業機械を機種別にみると、総販売金額の75・1%を占める印刷機械全体では台数が7597台で販売金額は295億2300万円だった。
(紙之新聞)
(トップページに戻る)