1月製紙メーカー、国内出荷の前年割れ続く
1月のメーカー紙・板紙国内出荷(日本製紙連合会速報値)は、前年同月比4・2%減の193万0816トン。5ヵ月連続で前年同月割れとなった。11年暦年で国内出荷が前年比プラスとなった板紙も12月に続いての前年同月割れとなっている。マイナス幅が紙、板紙ともに前月よりも上回った。
紙の国内出荷は同比4・4%減の115万0132トン。需要が上向かないなかで印刷・情報用紙を中心に輸入紙が増加している影響が大きい。紙は全品種が前年同月に及ぱなかったが、塗工印刷用紙が同5・6%減(うちコート紙は同7・1%減)、微塗工印刷用紙同10・3%減と振るわない。印刷・情報用紙全体の国内出荷は64万5122トン、同5・5%減だった。包装用紙は同7・6%減。重袋の大口需要先の合成樹胎や化学薬品が海外生産シフトなどの構造的な要因から需要が縮小している。衛生用紙も製品輸入が大幅増を続けていて、国内出荷は9ヵ月連続で前年同月を下回った。
板紙も国内出荷が2ヵ月連続減少となる同2・9%減の78万0684トン。段ボール原紙は同2・9%減少の60万6238トン。加工食品向けなど底堅い需要があるが、昨年の価格修正を前に対応した仮需要の影響などが残っているとみられている。紙器用板紙は同2・1%減の12万5716トン。
(紙之新聞)
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