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重袋の12年度予測はセメントなどに復興需要

 重包装クラフト紙袋の2012年の需要は前年比0・6%減、数量では12億2850万袋となる見通し。11年は東日本大震災や福島第1原子力発電所の事故の影響も加わって前年比3・7%の大幅減少となったが、12年は震災からの復興が緒に就くことから、その需要増を見込んでいて、マイナス幅は小幅にとどまる。
 業界団体の全国クラフト紙袋工業組合(河野弘征理事長=昭和パックス社長)が2月15日にとりまとめた。12年の予測では、主要分野のうち、米麦向け(0・1%増)は前年並みを見込むが、海外生産シフトなど構造的な要因から合成樹脂向け(3・5%減)や化学薬品向け(1・4%減)が引き続き減少する。製粉向け(0・9%減)も小幅な減少となる。
 一方、セメント向け(3・4%増)、石灰向け(5・1%増)、プラスター向け(9・3%増)といった建材関連はプラスを見込んだ。東日本大震災被災地の復興へ向けた工事が本格化することで、クラフト紙袋にも付帯して需要が及ぶことが期待される。
 セメント向け紙袋需要の予測の根拠として、同組合は阪神大震災からの復興需要を参考に推定。セメントの復興需要が1000万トン規模と見て、期間5年間だと年平均200万トンの新規需要となるが、東北地区の工事以外での相対的な減少分も勘案して約100万トンの上乗せと予想。これに包装率(3・57%)を勘案して算出した。
                               (紙之新聞


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