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三菱製紙、第3四半期連結は営業損益赤字転落

 三菱製紙の4〜12月期連結決算は、売上高1420億円(前年同期比11・4%滅)、営業損失1300万円(前期は27億円の利益)、経常損失8億8000万円(同15億6000万円の利益)、純損失37億円(同9億円の黒字)となった。
 同社グループを取り巻く環境は、東日本大震災の影響と急激な円高の進行により、依然として厳しいまま推移した。このような状況下、復興計画に基づき早期復興に注力し、大津波により甚大な被害を受けた八戸工場は昨年5月24日から順次操業を開始し、11月中旬には全ての生産設備(抄紙機7台と塗抹機3台)が復旧した。これにより生産量は震災前の水準に回復した。
 損益面では、固定費削減等のコストダウン効果による増益要因があったが、震災の影響による紙の販売数量減少などの影響が大きく、経常損益は前年に比べ24億5000万円減少した。また昨年10月1日付でKJ特殊紙鰍子会社化したことに伴い、特別利益(負ののれん発生益)及び繰延税金資産の計上による法人税等調整額の減少はあったが、震災による災害損失の特別損失への計上等により大幅な赤字となった。

通期の業績予想を上方修正
 三菱製紙はこのほど、12年3月期の通期業績予想を次のように修正した。
 売上高2000億円は変わらないものの、営業利益を5億円減の25億円、経常利益を5億円減の5億円、純利益を30億円増の30億円。
 KJ特殊紙鰍完全子会社としたことに伴い、連結財務諸表上、第3四半期において「負ののれん発生益」8億4100万円を特別利益に計上したことなどによるもの。
                              (紙業日日新聞


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