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日本製紙石巻工場、3月初めに計画の78%回復ヘ

 東日本大震災からの復興計画に取り組む日本製紙石巻工場が、3月初旬に復興完了時の予定生産能力の約78%まで回復する。今期下期の再稼働をめざしていたN5号抄紙機が2月22日、N6号抄紙機が3月9日にそれぞれ運転再開の見通しとなった。
 ともに塗工紙設備でN5が年産能力15万トン、N6が同27・2万トン。この両設備の稼働により、先行して生産を再開している8号抄紙機(中・下級紙年産能力11・2万トン。昨年9月再稼働)、N4号抄紙機・4号コーター(塗工紙同12・5万トン。同11月稼働)と合わせて約60万トンの生産能力を回復する。同工場では復興完了時の生産能力を約85万トンとする計画で進めており、その約78%まで回復する。
 また、同社グループでは抄紙機3台とコーター2台を停機することにしているが、その時期を早める。グループ全体の洋紙事業復興計画においては、12年9月までに洋紙生産能力の約15%にあたる年間80万トンの生産設備、すなわち抄紙機8台とコーター4台を停機する計画だが、今回の石巻工場N5・N6の再稼働とともに早期休転する。
 国内洋紙市場の動向を考慮したもので、対象の設備は日本製紙岩沼工場2号抄紙機・30号コーター(塗工紙年産能力10・8万トン)、同富士工場13号抄紙機・33号コーター(同13・7万トン)、日本大昭和板紙吉永工場N2号抄紙機(情報用紙同8・6万トン)。
                               (紙之新聞


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