富士フイルム、次世代IJ印刷機を発売
富士フイルムはこのほど、プリントヘッドを一列に並べて印字幅を拡大させ、1回の走査で印刷するシングルパス方式で描画することにより、4階調・1200dpiの高解像度で菊半サイズ(最大用紙サイズは750ミリ×530ミリ)の高速印刷を世界で初めて可能とし、オフセット印刷を凌駕する高画質を実現する次世代インクジェットデジタル印刷機「ジェットプレス720」を発売した。
現在、商業印刷分野においては、印刷物の多品種少量化が進み、小ロット単位での注文が増えている。本来、小ロット印刷は、印刷の立ち上がりが速く、刷版工程も不要であるデジタル印刷が適しているが、これまで、菊半サイズでオフセット印刷レベルの高画質を実現するデジタル印刷機は存在しなかった。
また、印刷会社は小ロット単位での注文に対しても、大量部数の印刷に適したオフセット印刷機で対応しているケースが多かった。
このような中、今回発売した製品は、印刷工程の生産効率を大幅に高め、印刷業界にイノベーションをもたらすと期待されている。標準ユーザー渡し価格は1億8000万円。
(紙業日日新聞)
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