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製紙連試算、12年紙・板紙の内需は前年並み

 2012年の紙・板紙の国内需要量は2822万2000トンとの見通しが、日本製紙連合会によりまとめられた。2011年の内需見込みが2820万9000トン(前年比0・3%減)となっていて、それよりはわずかに増加となるものの伸び率は0・0%の横ばいの予想。これは1990年代前半の内需とほぼ同じ規模にとどまり、過去最高だった2000年(3197万トン)の88・3%の水準となる。
 円高や世界景気の減速感など経済環境が厳しいなかで、企業の広告意欲の低迷状態が続くなどから、紙は前年比0・5%減の1651万6000トン、板紙は段ボール原紙が堅調を持続するなどから同比0・9%増の1170万7000トンと見ている。
 12年の紙・板紙内需押し上げを期待できる要因としては、▽復興需要の本格化▽各国首脳交代▽エコカー補助金の復活などによる自動車需要刺激▽外国人旅行者の回復や前年の自粛ムードの反動による旅行需要回復▽内食化継続▽うるう年による稼働日1日増▽東京スカイツリー開業▽ロンドン五輪開催−などがあげられる。
 一方では▽広告の紙離れ・紙の出版物減少・ユーザーの用紙関連コスト削減・企業の海外生産シフト・人口減などの構造的要因の定着▽原発停止による企業活動への影響▽地デジ特需の反動−などマイナス要因も少なくない。
                               (紙之新聞


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