東洋同市況動向、年末も全体的に需要は低調
東京洋紙同業会が発表した昨年12月の紙・板紙の需要状況によると、需要は全般的に前年同月を下回り、低調だった。
「印刷用紙A」は、年末需要の盛り上がりに欠けるなか、学習参考書関係の平判や生命保険関連の巻取りに動きが見られたが、前年同月比で86・6%(平判87・8%、巻取79・3%)と、全体的には仕事量の低下により前年を下回った。
コーテッド紙の「A2グロス」は、経費節減で広告宣伝費の抑制傾向が継続しており平判99・7%、巻取も年末商戦の需要により98・0%と前年並み。
「A2マット」は、グロス同様に経費節減による印刷需要の落ち込みで平判92・4%、巻取87・5%と、ともに前年割れとなった。
A2コート合計では全体が同96・9%、平判96・8%、巻取93・1%だった。
「A3コート」は、不動産需要の冷え込みの影響で、折り込みチラシなどの動きが鈍く平判76・0%、巻取81・8%と、ともに大きく前年割れした。
「ノーカーボン紙」は、平判の小口案件に関して、一部損害保険などの動きがあり、108・2%と堅調に推移した。しかし、巻取を使用するビジネスフォーム業界は景況感の悪化や帳票類の形態変化、大手印刷会社の内製化等により減少傾向が止まらずに、78・8%だった。
(紙業日日新聞)
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