日本製紙クレシア、岩国工場の生産を9月に停止
日本製紙クレシアは1月17日、岩国工場(山口県岩国市)の生産設備を今年9月末で停止する、と発表した。需要低迷や製品価格の低下および原燃料価格の高騰など厳しい経営環境に対応した施策で、これにより固定費を削減するとともに生産効率を向上させ、家庭紙事業の競争力を強化する。
生産停止する同社岩国工場の生産設備は、年間生産能力4万3000トンの抄紙機1台と、ティシュ加工機、トイレットロール加工機各1台である。
同社のティシュ、トイレットペーパーなど生産工場は岩国工場のほか、東京工場(埼玉県草加市)、開成工場(神奈川県開成町)、京都工場(京都府福知山市)およびグループ企業の興陽製紙(静岡県富士市)、福田製紙(愛媛県四国中央市)がある。
こうしたことから岩国工場が、同社全体の生産能力に占めるシェアは約15%となっている。また生産設備の停止に伴い、岩国工場での生産製品および従業員などは京都工場を中心に他工場に移し、岩国工場は中四国・九州地区をカバーする物流センターとして活用する。
同社では、岩国工場での生産設備の停止によって、全体の生産設備の稼働率を90%以上に高められ、家庭紙事業の競争力が一段と強化されるとしている。
(紙之新聞)
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