クラフト紙新年互礼会、復興需要に期待高まる
クラフト紙新年互礼会が1月6日、東京・銀座の紙パルプ会館で開催された。
挨拶に立った日本製紙連合会クラフト紙委員会の田野弘一委員長は、まず「クラフト紙の昨年1〜11月の出荷量は前年同期比96・9%と、厳しい年だった」と振り返った。加えて「今年の内需予想も、前年割れとなる見通し」と、厳しい状況が続きそうだと述べた。
それでも「今年は、世界各国の指導者交代など政治イベントが目白押しで、現政権側は景気浮揚策をとるはず。また、ロンドン・オリンピックも開催され、日本では大震災の復興需要も本格化する」と、需要回復に期待を寄せた。
ただ、こうした流れが「すぐに、クラフト紙の需要に結び付くかどうか」だが、それだけに「蓄積された力、営業力をもって収益回復をはかって欲しい」と訴えた。
来賓挨拶は、経済産業省の紙業服飾品課の坂本敏幸課長で「大震災は、日本に未曾有の厳しさをもたらしたが、この経験からもクラフト紙はいろいろなことに影響を受ける紙であることがわかった」と、業界の現状に理解を示した。
また「辰年はこれまで、株価も上がるなど景気の良い年。希望を胸に、力を合わせてやっていきたい」と、エールを送った。
(紙業日日新聞)
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