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中国の紙パルプ産業を尾鍋史彦氏が講演

 繊維学会紙パルプ研究委員会(第239回)とペーパー・サイエンス・フォーラム(第50回)の共催による合同講演会が、昨年12月14日、東京都文京区弥生の東京大学農学部弥生講堂アネックス・セイホクギャラリーで開催された。
 演題は「生産・消費とも世界一に躍り出た中国の紙パルプ産業が抱える諸問題」。講師は元繊維学会紙パルプ産業研究委員長、元ペーバー・サイエンス・フォーラム代表、前印刷学会会長を歴任した尾鍋史彦・東京大学名誉教授。
 尾鍋氏は昨年9月に北京で開催された「チャイナ・ぺーパー2011」の技術会議や展示、出版物を現地に探り、2011年から始まった第12次5ヵ年計画で示された科学発展観、および同10月に開かれた中国共産党6中全会における文化強化政策から紙パルプ産業の推移を読み取るなど、興味深くかつ中身の濃い話を披瀝した。
 さらに、昨年は満州事変(1931年)勃発80周年に当たることから、柳条湖事件や満州国の首都だった新京(現在の長春)を訪れたときの感想まで述べるなど、日中関係をも考えさせる講演となった。
                              (紙業日日新聞


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