大王製紙、東証に「改善報告書」を提出
大王製紙は、井川意高元会長個人への貸付金に関する問題に絡んで過年度決算短信等の訂正を開示した件について、東京証券取引所から「改善報告書」の提出を求められていたが、昨年12月29日に36ページにわたる「改善報告書」を提出した。
報告書は、「経緯」と「改善措置」の大きく2つからなっている。
経緯では、過年度決算短信等を訂正するに至った経緯が、特別調査委員会の調査結果を受けて詳しく述べられている。
これを受けて、再発防止に向けた今後の改善措置として、@貸倒引当金計上に係る決算手続の改善及び関連当事者との取引の見直し、Aグループにおけるルール遵守の徹底、B連結子会社からの業務報告の徹底、Cモニタリングの改善、D役職員の意識改革及び連結子会社の株主構成の再編、E取締役間の相互監視機能の強化 − 社外取締役の招聘、F内部通報制度の報告経路の改善、Gコンプライアンス意識の向上及び不正の防止・発見体制の改善をはかるとしている。
改善措置項目については、実効的な運用を速やかに実施し、その効果を検証しながら進めていくとし、株式市場の信頼を損ねる結果になったことにつきまして、上場企業としての重大な責任があると反省し、信頼回復に努力すると結んでいる。
(Web業界紙)
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