DIC、NZ社買収で包装用インキ事業を強化
DICの100%子会社であるDIC Asia Pacific(シンガポール法人)はこのほど、アジア太平洋圏を中心に事業を展開するニュージーランドのパシフィック・インクス社との間で、同社および同社グループ会社の全事業を譲り受けることで合意した。
パシフィック・インクス社はオークランド市を中核に、オーストラリア(シドニー、メルボルン、アデレード)、シンガポール、マレーシア、中国、そして英国にも拠点がある。主要製品は段ボールインキで、なかでも水性フレキソインキは環境対応品として市場で高く評価されている。
パッケージ用インキの需要は、生活レベルの向上や個包装の普及により先進国でも堅調に伸びているが、とくにアジア太平洋圏では毎年10%近い成長が見込まれている。こうした需要を取り込んでいく狙いがある。
なお、今回の事業譲受により製品ラインナップ強化や大手顧客を含む商権の活用、既存の拠点における水性フレキソインキ展開の推進により、DICでは2015年度までに25億円の増収効果を目標としている。
(Web業界紙)
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