2011年度投資額の最高額は日本製紙
日本経済新聞社が独自にまとめた2011年度の上場企業と資本金1億円以上企業の設備投資動向調査(1426社の集計)のうち「紙・パルプ」部門を抽出してみると、工場が壊滅的な被害を受けた日本製紙グループ本社が投資額では最高の2010年度比43・4%増の668億円、レンゴーが同146・6%増の540億円、三菱製紙が最高増加率の同387・8%増の200億円とするなど大幅に増加している。
「紙・パルプ」部門のうち製造業17社合計では同33・1%増の2348億9800万円となり、前年度総投資額1764億9500万円(2009年度比10・1%減)から見ても、いかに大型投資になっているかが分かる。
製造業・非製造業含めた「紙・パルプ」部門全体で投資額の多い順に、日本製紙グループ本社が668億円、次いで、王子製紙が576億円(同17・8%減)で、被災した工場の復旧・復興への投資額の違いが顕著に出た形となる。
続いて、レンゴーが540億円、三菱製紙200億円、リンテック144億円(同43・2%増)、大王製紙が121億円(同27・4%増)となっており、100億円以上の投資額では王子製紙1社の減少を除いて全て増加している。
(紙之新聞)
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